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2004.05.31

『GIRLPOP』vol.68掲載 : 後藤真希インタビュー書き起こし

在発売中の『GIRLPOP』vol.68(ソニー・マガジンズ)に掲載されている、後藤真希さんのインタビュー記事書き起こし。

今回のインタビュアーは、何と言ってもあの「後藤シンパ」の急先鋒・能地祐子女史。松浦亜弥に唯一足りないものを、後藤真希が持っているとすれば、それは身近にスポークスマンとなる良き理解者の存在であろう。もちろん松浦亜弥とて、評論家にせよライターにせよ、音楽というジャンルを越えた彼女のシンパは幾人も存在するに違いないのだが、能地祐子のようにアクティブに迫ってくるシンパを持たないことが、松浦亜弥にとっての不幸。それは彼女たちのアーティストブック『99の後藤真希』と『亜弥とあやや』を比較すれば一目瞭然である。ちなみに両書とも、出版社は同じソニーマガジンズである。

インタビューの内容は、まず7月7日にリリースされる11枚目のニューシングル『横浜蜃気楼』の話題から。作詞を手掛けるのがプロデューサーであるつんく♂氏、作曲がシャ乱Qのリーダーはたけ氏、そしてアレンジャーが西田昌史氏という、これまでにないコラボレーションが注目されるところですが、後藤さんもこれまでの曲とは違った印象を抱いているようです。その後は、彼女の主戦場となるコンサートツアーの話題に。

彼女が本格的なソロコンサートツアーを始めたのは、ほんの1年前のこと。されど1年前。数多くの時間をライヴ空間で過ごしてきた彼女だからこそ、この1年での変貌ぶりは凄まじいものがあります。フィジカル面に於いてもメンタル面に於いても、紛れもなく後藤真希は「1年前の後藤真希」とは別人。現在、春コンサートツアー真っ最中の後藤真希さんだけに、そのコメントにも真に迫るものがあります。

もっとも最後には、度重なるコンサートツアーのせいで逞しくなっていく自分の身体を嘆いている様子です(笑)。いやいや、今のままでも充分にガーリーな魅力を失っていないと思うんだけど。でも僕は、アスリートのように引き締まった後藤さんのハムストリング筋を見るのが大好きだからなぁ~(笑)


COVER SPECIAL : 後藤真希
*TRUE GOLD

 1年前。初めてのソロ・ツアー中に会った後藤真希のことを、実際の年齢以上にオトナっぽい女の子だなぁと思っていた。けれど今では、あの頃の後藤がまだとても頼りなげで、はかない少女だったように思える。ソロ・シンガーとしての切磋琢磨が、彼女をみるみるオトナにしていったのか。凛としたマナザシで自分の歌について語る様子を見ていると、時おり彼女がまだ18歳であることを忘れてしまう。とはいえ、まだまだ無邪気でキュートな素顔にホッとさせられることも多いのだけれども……ね。
 新曲はつんく♂-はたけー西田昌史という強力コラボによる、ハード・エッジなロック・チューン「横浜蜃気楼」。この曲について、そして今後の後藤真希を大きく変えてゆくであろうサード・ツアー真っ最中の心境について、たっぷりと話をしてもらった。

●最近、新曲が出来ると、まず“ライヴで歌ったらどんなふうだろう?”って想像しちゃう

--新曲の「横浜蜃気楼」、かなりオトナな路線ですね。
後藤 : こないだの<サヨナラのLOVE SONG>はけっこうしっとり路線だったから、次は明るくてハジけた曲かなぁっていうのは想像していたんだけど。こういうカッチョいいハジけ方の曲だったのは、ちょっと意外でしたね。でも、すごい好き。耳に残るメロディで
--ライヴでは“目で殺す”系の曲になる?
後藤 : そうそう。そんな感じっぽい(笑)。で、詞をじっくり聴いたりしてると、どんどん気持ちが入っていく曲だろうから、そこで“もっと楽しませようか?”みたいな。むふふふふぅ
--ステージから視線でバキュン!バキュン!(←単行本『99の後藤真希』参照)みたいな。
後藤 : うん。もう、撃ちまくりッ!で、この曲、ギターがカッコイイんですよ~
--曲がはたけさん。そして編曲を手がけ、ギターも弾きまくっているのが伝説のギタリスト・西田昌史さんですからね。
後藤 : 最初に聴いて、“ひぇ~、カッケェ~!!”って。ふだん、そんなにギターって興味なかったし。ギターを気にして音楽を聴いたりしないほうなんだけど。この曲を聴いてたら、自分のステージでこういうギターの間奏とかが入ったりするのをみてみたいなぁって思いましたね。最近、新曲が出来ると、まず“ライヴで歌ったらどんなふうだろう?”って想像しちゃう。今、ライヴではギタリストはいないけど、早くお客さんの前で歌いたいなぁ。楽しみですね

●自分が人見知りしてたら、お客さんも引いちゃうんですよね。そういう感じがカラダでわかってきた

--で。初めてのツアーから、早くも1年ですが。1年前と今、何かが大きく違ってますよね。
後藤 : うん、違いますね
--何が違うんでしょう?
後藤 : ね。何なんでしょうね。なんか違うんですよ。今のほうが自然、なのかな。去年の春は、ライヴ自体はすごい楽しんでやってたんだけど…まだ何か、自分の中に尖ってるものがあったような気がする。今はなんか、こう、もっとアットホームな気持ちでできている感じ。かな?
--いい意味で慣れてきた、というのもある?
後藤 : うん。ライヴで人見知りしない。最近
--あ、それはすごい進歩。
後藤 : 前は客席を見て…とくに初めての会場なんかだと、自分から一歩引いちゃったりしていたんですよね。お客さんのノリもわからないし、どうしていいかわかんなくて。でも最近になって、そういうのも全部、自分次第なんだなってことがわかってきた。その会場のお客さんがライヴで盛り上がることに慣れていないとか、そういうことは関係なくて。いつもとノリが全然違う場所だったとしても、それも自分次第で変えていけるんだってことがわかってきたんですよ。自分が人見知りしてたら、お客さんも引いちゃうんですよね。なんか、そういう感じがカラダでわかってきたような…
--そのせいかな。最近の後藤さん、顔つきも変わってきましたよね。オトナになったというか、なんかねぇ…オトコらしい?(笑)
後藤 : そそそ、そうなんですよぉ(泣)。去年『99の後藤真希』の頃の写真とか見るとね。まぁ、髪が長かったというのもあるんだろうけど“あらま、かわいらしい~。女の子っぽーい”とか思っちゃう。今は、なんか、少年みたいなんですよねぇ(←しょんぼり)
--でも、ステージ上での視線とかは“うおっ、女っぽくなったなー”って思うけどね。
後藤 : むふ。バラードとかで、ひとりのお客さんをじぃ~っと見つめちゃったりするの♡
--そうやって、いろいろ自分で考えながら楽しむ余裕も出てきたのかな。
後藤 : 考えられるようになったぶん、悩むことも多くなっちゃいましたけどね。とくに今回のツアーはホント…たぶん、観る人によって感じ方が全然違うと思うんですよ。ある意味、賛否両論?かもしれない。で、実は、やってる本人も、最初はけっこうとまどいもあったんです
--自分の中でも“これでいいのかな?”と意見が分かれていた?
後藤 : そう。前は、リハーサル段階でちゃんと自分の中で完成させてから本番。という感じでできたんだけど。今回は、ツアーが始まっても“完成”というのとは、ちょっと違ってて。ライヴ自体はすごく楽しくて、ちゃんとがんばってやれてると思うんだけど…なんていうのかな、“完成形”に追いつこうとがんばって、で、追いついたなと思ったそばから、どんどん先に行かれちゃうような…
--ライヴ自体が、どんどん進化してるんだ。
後藤 : だから、自分の中ではまだ完成はしてない。けど…んー、なんていうのかなぁ
--完成していないと言っても、不完全なものというワケじゃない。
後藤 : そう。そうなんですよ。うまくいかないとか、ダメとか。そういうワケじゃないんです。でも、自分の中で毎回ホントにいろんな新しい発見があって。だから、自分の中で“もうちょっとできそうだよなぁ”と思ったり。それで完成していない感じがするのかもしれない。

●これまで自分の中にずーっとあった“もう少しで完成だぞ”って感じを、今回のツアーで完全にしたいな

--とくに今回、ライヴの構成そのものが“歌”の力で進めていくような難しさがありますね。
後藤 : 難しいんですよ。ホント、わたしの歌次第っていうところが多くて。ただたんたんとやっちゃうと、すごくさらっと流れてっちゃうんです。ホント、歌の力でどれだけお客さんを引きつけられるかが勝負って感じ
--だから、そのライヴの責任は前よりずっと後藤さんひとりに…。
後藤 : のしかかる!ホントに、責任は重たいです。
--だから、顔つきも変わってきたんだ。
後藤 : かなぁ。なんか、意識は変わってきたような気がする。“ついて来い!”みたいな気持ちが強くなってる
--最初のツアーは。誰かが運転するクルマに後藤さんが乗っているような感じだったのが、今は自分でハンドルを握っているような感じ?
後藤 : そう。最初は、助手席でオモチャのハンドルを握って“右!”とか“飛ばしちゃえ~!”とか言うだけで。で、秋のツアーは自分で運転して…だけど、余裕で信号無視とかしちゃってブバーッて飛ばしてた気はする(笑)
--逆走行したり。スピード違反したり。
後藤 : “みんな、振り落とされないでねーッ”みたいなね。でも、今回はある意味、慎重というか。でも、ルールを守ってどんどんカッコよく飛ばしていこーぜッ!みたいな
--ここまで成長しちゃったら、もう、去年までの“後藤真希”には戻れないね。
後藤 : うん。戻れない
--去年だったら“前の後藤真希のほうがいいや”っていう選択肢もあったかもしれない。でも、ここまで階段をのぼったらもう、上にのぼっていくしかない。
後藤 : 帰り道、ないですからね。で、今回、のぼりきっちゃいたいんですよ
--え?
後藤 : 1回目、2回目、3回目のツアーでやってきたことを、今回の最終日までに完成させたい。そしたら、秋からまた新しいことが始められるから。これまで自分の中にずーっとあった“もう少しで完成だぞ”って感じを、今回のツアーで完全にしたいなと
--ここまでやったらのぼりきらないと、後藤さんの性格的にも許せないでしょうしね?
後藤 : そう、そうなんですよ。ね、やっぱいっちゃわないとね、自分に自分で“ムカツクー!”とか思う性格なんで(笑)
--やっぱり後藤さんは“99”が似合うな。あと1コで100だぞ、とがんばる姿がカッコいい。
後藤 : 変わっていく自分が、おもしろいんですよね。、前の自分のビデオとか観て“あ、こんな自分もいたなー”とか思うんだけど。てことは、今の自分はその時の自分とは違ってるってことじゃないですか。それで初めて“あ、変わってるんだ”って気づいて。そういうのってフシギ。で、そういうのが好きなんですよね。ずっと
--で、それくらい変わっていくためには、やっぱ、つらくても大きな経験をしないとね。
後藤 : そう。春のツアーも、始まる前にスタッフさんと“自分が楽しめるのを優先するか、みんなを楽しませるためにハードな思いをするほうを選ぶか”って話してたんですよ。で、どうせやるんだったら、キツいほうを選んだほうがあとから楽しいよねって
--モーニング娘。に入る時も、めちゃめちゃ苦労しながらがんばってる後藤さんを見てファンになった人が多かったですよね。やっぱ、そうやって自分からキツい道を選んでる姿がいちばん“らしい”のかなぁ。
後藤 : だと思う、けど…全然かわいらしくないですよね、それって(怒)
--いやいやいやいや。んなことないっすよ。
後藤 : あ~あ、顔つきも“女のコ”じゃなくなってきちゃったしぃ。二の腕とかもツアー中にどんどん筋肉ついて、こーんなガッチリしてきちゃったしぃ(爆泣) <了>

私信:雨が空から降れば
 今日の仕事は2本だけ。とはいえ、1本仕上げるのに2時間半。もう一本は5分。今日は生憎の天候だったので、心身ともに精根尽き果てました。というわけで、早々に寝ます。

11:42 PM [後藤真希] | 固定リンク

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ごっちんが表紙を飾るGIRLPOPを買ってきました。そうです7月号です。もう8月号が出ようかという頃なのにねw たださっきイトーヨーカドーの本屋に行くと一冊だけ... 続きを読む

受信 Jun 28, 2004 6:49:33 PM

コメント

書き起こし乙です~実はまだ読んでないんですけどwごっちんといえばライブですからねぇ最近参戦意欲薄れてきてますけど・・秋は頑張って見るとしますよ。

投稿者: ゆうま。 (Jun 2, 2004 12:40:39 AM)

ゆうま。さん>

こちらこそ、ミューレポやキャプお疲れ様です。
ごっつぁんも、今やライヴでガンガン鍛えられてますよね。
ステージパフォーマンスも、堂々としてますモン。

僕も、なっちコンが本格化したら、他メンのライヴに行く回数が減りそうです。
秋は、なっちコンに全力投球しますよ!

投稿者: そうまかなえ (Jun 2, 2004 11:41:12 PM)

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